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過去のすべてを未来への追い風に変える生き方

今年も年末の箱根合宿を開催することにしました。

全員の顔と名前、その人らしいエピソードを無理なく覚えておける程度の人数で、

冬の箱根と、すっかりお馴染みとなったリゾートホテルのフレンチと温泉を堪能します。

 

 

ようやく「誰かに気兼ねすることなく外出しやすくなった」タイミングでの合宿です。

当初は、ひたすら楽しく過ごせればいいと思っていました。

 

しかし、この合宿を自分にとっての一つの区切りにしようと決めたら、少し気持ちが変わりました。

意図をより一層明確にすることで、素晴らしい体験を「一緒に創り出してくださる方」とお会いしたくなったんです。

 

 

そこで、合宿の告知のための文章ではなく、自分自身の意図を確認するために、合宿でみなさんと取り組みたいテーマについて書き出してみました。

書いたものを読み返したら、この文章だけで、年末年始や人生の転機に役立つワークに仕上がった気がしました。

せっかくなので、合宿のご案内とは別に公開してみます。

合宿に興味をお持ちの方はもちろん、興味がない方にもいやむしろ、興味のない方にこそ、何らかのヒントを受け取っていただけると思います。

 

 

ご覧になったうえで、「よし、行ってみよう!」と思い立ったら、ぜひ箱根にお運びください。

今後数年、あるいは生涯にわたって、あなたの軸や指針となるメッセージをお持ち帰りいただけることと思います。

▼合宿のご案内はこちらから。

 

 

なんとなくこの文章に出会った方は、ご自身の「今」を見つめるヒントにしていただけると嬉しいです。

 

例によって、長い長い文章です。

お時間のあるときにお付き合いくださいませ。

 

 

 

さあ、「次、いきましょう!」

 

かれこれ3年近く、私たちはそれぞれ「今までとは違う日常」で過ごすことになりました。


↑人気のない鶴岡八幡宮。私自身も生まれて初めてみる光景でした。

 

いろいろな感情の変化を体験した人もいれば、意外と快適に過ごした人もいるでしょう。

環境の変化がきっかけで、自分自身の生活を変えざるを得なかった人もいるかもしれません。

家族や身近な人の思いがけない一面を見て、心満たされた人もいれば、自由を制限されたかのように感じた人もいるでしょう。

 

ふり返ると、本当に色々なことがありましたよね。

みんなみんな、よく乗り越えました。

本当にお疲れさまでした。

 

 

2023年からはいよいよ、一人一人が「自分の信じる正解」を体現する時間がはじまる、と私は考えています。

 

誰かの顔色や「世間」、他の人の反応や意見のなかに正解を探すのではなく、

一人一人が「自分はこうする。こうやって生きていく」という「正解」を見出し、「実際にそう生きていく」時間になる、

と思うのです。

 

私のいう「正解」には、当座の目的地と、そこに至るまでの道のり、そして、道の途中で受け取るギフトや、その道を歩く自分の生き方などが含まれています。

「正解」をこんなふうにとらえると、最初からすべてを明らかにしなくていい、と思えません?

 

もちろん、詳細にイメージするのが得意な人は存分にやってもらって構いません。

一方で実際に進みながら明らかにしていきたい人は、その作戦で十分うまくいきます。

現時点で大切なのは、どんな作戦を採用するにせよ、「きっと上手くいく!」という信頼を持ち続けるだと私は思います。

 

 

 

「正解」は探すものではなく、決めて作るもの

 

同じメンバーで毎月一回集まる形式の連続クラスを、10年弱続けてきました。

それ以前から定期的にお会いしている人もいるので、一番長い人とは10年以上のおつきあいになります。

 

お一人お一人の人生に伴走するような仕事を続けてきたことで、ひとつ確信したことがあります。

それは「自分にとっての正解は変わっていく」ということです。

なので、私のクラスでは、正解は探したり見つけたりするものではなく、決めて作るものだ、とお伝えしています。

 

 

縁あって出会った方の人生や、私自身の人生を定点観測すると、「ああ、これだ!」という自分にとっての「正解」が見える時期があるように思います。

しかし、そうやって見出した「正解」が未来永劫変わらないとは限りません。

むしろ、日々色々な体験をしていくなかで、「正解」が少しずつ変わっていく事例の方が多いように感じています。

 

定期的にお会いする人に限っては、ちゃぶ台がひっくり返る勢いで「正解」が変わる事例はあまり多くありません。

どちらかというと、最初に見出した「正解」が研ぎ澄まされていく、という感じです。

変えるべきは変え、捨てすべきは捨て、大切に抱きつづける部分だけが残っていくわけです。

ときには、一度心に抱いた正解が次につながる踊り場だと気づき、もう一度、新たな「正解」を探求することになるかもしれません。

 

 

さきほども書いたように、私のいう「正解」には、当座の目的地と、そこに至るまでの道のり、そして、道の途中で受け取るギフトや、その道を歩く自分の生き方などが含まれています。

進んでいくうちに、以前は見えていなかった「正解」の側面が明らかになっていく、というパターンもよくあります。

 

こんなふうにして、実際に進んでいくことで、自分にとっての「正解」が実体験として現れていきます。

そのプロセス自体も、ある意味「正解」。

私が心のコソ練を通じてご提案しているのは、自分が体験していることを「正解」の一部だと信頼し、今と未来をまるごと楽しんでいく生き方です。

個人的には、最強無敵の生き方だと思っています。

 

ちなみに、私のいう「最強」とは戦う必要がない状態、そして「無敵」とは敵が存在していないと知っている状態を指します。

自分自身も含めた何ものとも戦うことなく、自分を脅かすものは存在していないと知っていることで、人生への取り組み方は変わります。

最初からそう思えなくても、「試しに」「ちょっとだけ」その前提を採用してみるだけでも、見える世界は変わってきます。

 

 

 

どこかにたどり着けばおしまい、というわけではない。

 

私は今まで、「本当に自分らしく生きたら幸せになれる」、「人生から不安や怖れが一切なくなったら幸せでいられる」と考えている人たちにたくさん会ってきました。

彼らの多くは、本当の自分を発見・定義すること、人生から不安や怖れを一掃することが、人生の目的になっているように見えました。

自分が何を目的にしているのか、自分でもわかっていない事例もよくありました。

 

私もかつては、「こういう状態になれば」「これを手に入れれば」「自分は幸せになれる」という発想で生きていた時期がありました。

当時は、何かを見つけたり、学んだりするために、セミナーに通いまくっていましたから、お気持ちはよくわかります。

 

一方で、幸せに生きるために何かを手に入れようとするスタンスが実は、自分を幸せから遠ざけていることも重々承知しています。

怖い思いをしないように、(スピリチュアルな力を使って)事前に全てを知りたい。

有能なコンサルから、必ず成功できるというお墨付きが欲しい。

そういったスタンスも同様です。

 

人生にはたしかに、事前に調べて知っておくほうがいいことと、実際にやりながら確かめていくことがあります。

ただし、それらを見誤ってはいけません。

 

 

いずれにしても、特にこれからの時代は、自分にとっての「正解」がわかったらおしまい、特定の状態にたどり着いたらおしまい、という発想で生きていくと、遅かれ早かれ行き詰まることになると思います。

自分が不安を感じないですむ状況を手に入れたらという発想も同じです。

なぜなら、そんな正解やそんな到達点は、そもそも存在していないからです。

存在しないものを手に入れたり、存在しない場所に辿り着こうとしているのだとしたら、行き詰まるのはむしろ、祝福だといえるでしょう。

 

 

 

最強無敵の生き方を実現する、最強のスキル。

 

あくまで個人の意見ですが。

未来を幸せに生きていく上で最強のスキルは、

「今与えられている体験を味わいきり、
 受け取り尽くすこと」

ではないでしょうか。

 

これはさきほどご提案した最強無敵な生き方、すなわち、自分が体験していることを「正解」の一部だと信頼し、今と未来をまるごと楽しんでいく生き方に、欠かせないスキルでもあります。

スキルと表現したのは、適切な練習を重ねることで、身についていくものだからです。

 

 

今の体験を味わいきれば、遺恨や後悔が未来に残ることはありません。

また、今の体験から受け取り尽くすことができれば、これからどんな人生を選ぶことになっても、必要なものはすでに手元にある、と信頼することができます。

 

 

不思議なもので、今を十分味わい尽くせるようになると、過去に対する見方が変わります。

その積み重ねで、根強い悲しみやトラウマ、強固なブロックが、するっと溶けてしまった事例もたくさん見てきました。

 

私はヒーラーですので、ブロックを外したりトラウマを解消させたりするのは得意ではあるのですが、最近では重たいワークをすることはほとんどなくなりました。

「そんなことより」もっといい方法が確立されたので、軽やかに楽しく、みなさんの人生に伴走させてもらっています。

 

今を十分味わい尽くすことで、毎日がまるごと楽しくなってくると、本人にとっての「黒歴史」に思いがけないギフトが見つかることもあります。

その瞬間、「黒歴史」は塗り替わり、それが幸せな人生に至るまでの伏線であったことが理解できます。

そうした体験もまた、人生への信頼を深めてくれます。

 

 

心の深い部分に信頼が根付いていくと、たとえ今がどういう状態であったとしても、無限の可能性に目を向けることができます。

目を向けることができれば、それを意図して、選ぶことができます。

どんなときでも希望に目が向けられる、というのは、最大の救いではないでしょうか。

 

いつだって私たちは、今いる場所から、今ある資源を使って生きることしかできません。

その、あまりにも当たり前の事実を単に知っていることが、実は最強無敵ではないか、と私は考えています。

 

 

 

基本は「今あるもの」に目を向けること

 

私は10年を超えるヒーラー生活を通して、
夢や目標が過去のリベンジになっている事例、
過去の体験や自分自身を根強く否定し続けている事例、
その状態から脱するために膨大なコストを費やしている事例を
たくさん見てきました。

一方、そうした状態からスルッと抜け出て、人生を豊かに広げていった事例もたくさん見ています。

 

同じ場所を何度もグルグル回っている状態からスルッと抜けるのは、実はとても簡単です。

ただ、「今あるもの」に目を向けるだけ。

「今あるものに目を向けよう!」と頑張らなくても、あるものを見るという意図を持って自分の体験を見つめれば、自然にわかります。

 

 

心のコソ練というメソッドには、見方を変える練習メニューがたくさんあります。

毎日のメルマガを気楽に読んでいるだけで、見える世界やセルフイメージが変わった、というご報告は今までにもたくさんいただいてきました。

 

直接会ってお話ができる場では、みなさんが「今あるもの」に気づくお手伝いとして、スピリチュアルなアプローチからのメッセージやアイデアをお伝えしたり、その人に合わせてオーダーメイドでの練習メニューを提案したりしています。

連続クラスや継続セッションは、これを毎月続けていくので、効果は絶大です。

 

最初は、「自分なんかダメだ」と思っていた方でも、半年クラスに在籍してもらえれば、あっという間に変わります。

今クラスに残っている人たちは、ほぼ全員「自分、相当イケてるな」と思っていることでしょう。

その姿を見て、みんな最強無敵な生き方を実現しているなあとニタニタしています。

 

 

 

うまくいっているときほど、「今あるもの」を定期的に見直す

 

「今あるもの」を本当に受け取ることができれば、それを使って楽しく生きる気になれるものです。

自分に「今あるもの」で、思いがけず誰かが喜んでくれるとわかれば、それを磨いて伸ばす気になれるでしょう。

それが、幸せ仕事や事業、幸せなライフワークの根幹なのだと私は思います。

 

 

仕事や事業、ライフワークを長年続けている人は、「今あるもの」が加速度的に増えています。

それはつまり、これからできることや今後の可能性も加速度的に増えている、ということです。

 

私たちは無意識でいると、人生のある段階で、自分や自分の仕事に対する認識が固まってしまいます。

仕事にもプライベートにも「それなりに満足している」人が、それ以上の未来を望まない事例もたくさん見てきました。

ありとあらゆる可能性に思いをめぐらせたうえで「もうこれで十分」だと感じているなら、もう十分でしょう。

一方で、別の可能性に目を向けることなく現状に満足しているのだとしたら、少しもったいないかもしれませんね。

 

仕事や事業がうまくいっている人ほど、意識的にかつ定期的に、自己認識を改める場をもつことが大切だと私は思います。

思った以上に自分や自分のビジネスが成長していて、できることが飛躍的に増えていることが認識できれば、新しい可能性や選択肢が自然に見えてくることでしょう。

 

なにより、定期的に「今あるもの」を見つめ続ける習慣を持てば、惰性や退屈とは無縁でいられます。

現状に甘んじることなく、さらなる楽しい可能性に目を向けることもできるでしょう。

仕事や事業、ライフワークをお持ちの方には、そうした生き方をご提案し続けています。

 

 

 

もうひとつ別の可能性があるとしたら。

 

究極のところ、どう生きていくかは一人一人の自由です。

私は今まで、「今あるもの」を頑として見ようとしない事例、一瞥したのち再び「ないもの」ばかりに目を向けて悶絶を続ける事例も、たくさん見てきました。

「必要なものはすでに手元にある」と気づいただけで満足し、次の行動につながらない事例も、残念ながら「あるある」です。

 

「悩みや葛藤があってこそ人生」だと思っている場合は、悩みや葛藤から解放されたいと願う一方、「それらがなくなってはつまらない」と考えているものです。

安心や信頼が人生の目標になっている場合は、目先の困りごとがなくなるだけで満足し、それ以外の可能性を見ようとしません。

 

いろいろな事例を見てきましたが、他の別の可能性と比べた上で、「今の生き方が一番いい」と思うなら、全然オッケーだと思います。

一方で、他の可能性を知らないことすら知らないまま今の生き方を選び続けているのなら、ちょっともったいないかもしれません。

 

 

私が今の仕事、特に、スピリチュアルなアプローチを多用する場面で意図しているのは、ご本人がまだ気づいていない、別の可能性のひとつをお見せすることです。

それをどう受け取っていただくかは自由です。私が見せた可能性の一つを採用しないのも全然オッケー。

だとしても、可能性を知らないままでいるのと、別の可能性を見て意識的に採用しなかったのでは、まったく違う体験になると私は思います。

 

 

 

最強無敵な生き方は「いつか」ではなく、今実現できる

 

ここまでは、私が心のコソ練というメソッドを通して意図している最強無敵な生き方、それに必須なスキルについてお話をしてきました。

 

「今与えられている体験を味わいきり、受け取り尽くす」ことで、

自分が体験していることを「正解」の一部だと信頼し、今と未来をまるごと楽しんでいく、

という最強無敵な生き方があっさり実現できます。

 

これはいつか実現する生き方ではなく、今すぐ実現できる生き方です。

なぜなら、生き方はどこかにたどり着いて手に入れるものではなく、今そう生きるものだからです。

 

ここまでのお話に興味を持っていただけたなら、「それって、どういうことだろう?」という問いを立ててみてください。

きっと、今のあなたにしっくりきて、かつ今のあなたが心からの幸せを感じられるような答えがやってきます。

それが私のご提案と同じでも同じでなくても、あなたが今、幸せを感じたのなら、それほど嬉しいことはありません。

 

 

 

あなたに「今あるもの」を全方向から受け取り尽くす

 

長い長いお話におつきあいくださり、ありがとうございます。

ここで少し、今年の箱根合宿についてお話します。

合宿に興味がおありの方は内容を知る目的で、興味がない方は、今までのお話を実践するためのヒントとして、ご覧になってみて下さい。

 

 

今年の箱根合宿のテーマは

  • 今与えられている体験を味わいきり、受け取り尽くすこと
  • 今の自分にとっての「正解」を見つめること

にしたいと思います。

 

ここまで繰り返し、「今あるもの」という言葉を使ってきました。

面白いのは、
あなたから見た、
あなたに「今あるもの」と、
私や他の誰かから見た、
あなたに「今ある(ように見える)もの」は、
同じとは限らない、ということです。

 

仮にあなたが、

「今あるもの」にまったく気づいていないのだとしたら、
もしくは、
「今あるもの」のほんの一部しか認識していないのだとしたら、

今与えられている体験を味わいきり、受け取り尽くしているとはいえないでしょう。

 

一方でもし、他の誰かがあなたに、あなたには見えない角度から「今あるもの」を教えてくれたとしたらどうでしょう。

その時点で、視座が変わり、視界が開ける気がしませんか?

場合によっては、これまでの毎日がまったく違うものに見えてくるかもしれません。

 

 

私が合宿で意図しているのは、そんなふうにして「今あるもの」を見つめ直す時間です。

多くの場合、みなさんは、みなさんが思う以上に価値ある体験を重ねています。

そして、日々の体験の中から、これからの人生に必要なリソースを受け取っています。

そのことが腑に落ちれば、自分自身や自分の未来に対する見方も変わるのではないでしょうか。

 

 

といっても、椅子に座って対話をするのは事実上1日だけです。

残りの時間は、観光に出かけたり、美味しいもん食べたり、お庭でのんびり過ごしていただきます。

そうやって楽しく幸せに過ごす時間が多ければ多いほど、お一人お一人に「今あるもの」がたくさん浮かび上がってくるんです。

 

私は常々、究極の「その人らしさ」・その人独自の天才性は、何気なく過ごす時間の中に現れる、とお伝えしています。

2泊3日、ともに過ごす合宿では、それらを丸ごとすくいとって、お互いにフィードバックできるような場を意図しています。

 

 

合宿にご参加の方には、事前に宿題をお出しして、「体験を味わいきり、受け取り尽くす」準備をしていただきます。

そのうえで、お一人お一人の話をじっくり聞きながら、来年以降を幸せに過ごすためのアイデアや発想法を詳しくお伝えしていきます。

これが年末年始の名物企画、イヤーリーディングです。

 

イヤーリーディングは、私たち個人の思考を超えた存在、すなわち本来の私たちから届く、知恵や知見を私のボキャブラリーを使って表現する行為です。

スピリチュアルな用語?では、チャネリング・リーディングにあたります。

毎回、「なるほど、そういう考えがあったか!」というメッセージが届くので、お伝えしている私自身も、ご参加のみなさんと同じ立場で楽しんでいます。

 

イヤーリーディングのなかでは、あなたに見えていない「今あるもの」についての情報、あなたとは別の角度から見た「今あるもの」の意味もお伝えできると思います。

 

あなた本人へのご提案はもちろん、縁あって同席した他の方々へのご提案の中にも、幸せのヒントがたくさん見つかることでしょう。

「なるほど、そう考えたらうまくいきそうだ!」
「あ、これならすぐできそう!」

そんな言葉と一緒に目の前がぱぁーーっと明るくなる瞬間が、何度も訪れると思います。

 

 

 

信頼という「麹」を自分の人生で発酵させる。

 

「なるほど、そう考えたらうまくいきそうだ!」
「あ、これならすぐできそう!」

そんなふうに思える瞬間をたくさん作り出すことが、今の私の仕事です。

特に、リアルタイムで対話ができる機会では、明るい未来の予感を共有したうえで、そこに向かって歩き出すための具体的な一歩をご提案することを何より大事にしています。

 

私はこうした時間を、信頼の「麹」を手渡しする時間、ととらえています。

 

直接対話ができる場でお渡しするのは、すでにいい感じに発酵している「麹」です。

いい香りがするし、手渡されただけで幸せな気持ちになることでしょう。

 

一方で、お渡ししているのはあくまで「麹」にすぎません。

「麹」は、あなたの日常生活で発酵させることによってはじめて、あなたにとって価値ある食品となります。

 

つまり、私が合宿でお渡ししたアイデアや発想法は、あなたの使いみち次第で、どんなふうにも何度でも生かしていただける、というワケです。

私がお伝えしたいことは、なんとなくイメージしていただけたでしょうか。

 

信頼という「麹」を発酵させる、という考え方は、人生のあらゆる場面で応用できます。

もし、ピンとくることがあったら、あなたの人生に取り入れてみてください。

 

 

 

「今あるもの」を未来の可能性に「接続」させる。

 

私たちにはいつでも、私たちが思うよりずっと幸せな未来が用意されています。

その可能性をリアルに受け取ることができると、あらゆる方法で自分自身を鼓舞しなくても、自然に力が湧いてきます。

 

ただし。
あくまで私の経験則ですが、未来の可能性を見るだけでは「あともう一歩!」なんですよね。

途中のプロセスはわからなくても、すでに「今あるもの」が、最高の未来につながっているという実感が持てないと、多くの場合、未来にワクワクする一方で目の前の日常にゲンナリするという事態に陥ります。

過去のすべてを断ち切り、自らを鼓舞して未来だけを見て生きるのもひとつの方法です。

ですが、「今あるもの」を吟味することなく捨て去ってしまうのは、どうにももったいない。

 

 

一方で、自分の想像を超える未来にたどり着くまでの伏線が、今までの人生ですでに仕込まれていたことが理解できると、「今あるもの」と最高に幸せな未来が「接続」されます。

その瞬間、過去のすべてが祝福に変わり、未来への追い風となります。

 

過去と今と未来がこんなふうに「接続」されると、人生への信頼から力をもらって生きていくことができます。

目の前の日常を幸せに整えながら、「接続」された未来へと確実に近づいている実感をもって生活できるようになるでしょう。

人によっては、それまでとは生き方が根本から変わったように感じられるかもしれません。

 

私が、心のコソ練を通してご提案しているのは、こうした生き方を続けるための具体的な練習メニューです。

そして、年末年始のイヤーリーディングでは、その時点での「今あるもの」と直近の幸せな未来を意識的に「接続」する体験をご提供しています。

 

 

私はたまたまイヤーリーディングという形をとっていますが、やり方は他にもいろいろあると思います。

ここまでのお話を楽しんでいただけたなら、あなたもぜひ、あなたが楽しめる形で、「今あるもの」と幸せな未来を「接続」する時間を作ってみてください。

今与えられている体験を味わいきり、受け取り尽くす感覚を存分に味わっていただけると思います。

過去のすべてが追い風に変わり、未来へと送り出されているように感じられるかもしれません。

 

 

 

今会える人と、幸せな「区切り」の時間をご一緒しましょう

 

最後にもう一度、合宿のお話に戻ります。

箱根合宿では、毎回最終日に、ホテルのラウンジでゆったりとお茶を飲みます。

そのときしみじみ、「今までよくやってきたね。来年も本当に楽しみ!」と笑いあえることが、私の究極の意図です。

 

そのささやかな瞬間のために、最高に楽しいお出かけや食事、快適な環境や温泉を準備していると言っても過言ではありません。

 

 

それは今回の合宿でも変わりません。

いやむしろ、自分史上最大のドヤ感でお届けするべく、各種企画の準備に邁進しているところです。

 

 

今までの合宿では、そうしたお出かけや食事、合宿会場の快適さを、たくさんお伝えしてきました。

一方で今回は、私がご提案する生き方に共感していただけるかどうかを大切に、お誘いすることにしました。

ただ楽しくて快適な旅行なら、うちの合宿じゃなくてもできますから。

 

 

最初にチラッと書きましたが、お一人お一人に信頼の「麹」を手渡しするような企画は、今年で一区切りにするつもりです。

今まで以上の思い入れを持って大切に準備する一方、みなさんからの反応が感じられないと思ったときには即座に企画をたたむ準備もしています。

なぜなら、今の私には、次の道が見えているからです。

 

 

もう少し早く方向転換すべきだったのかもしれないのですが、ここ3年、思わぬ事態に直面し、区切りのタイミングを迷ってしまいました。

なんとなく、今は自分で「正解」を決めたくない気がして、幕引きのタイミングを天に任せることにしました。

このタイミングで会いに来てくださる方がいればそれでヨシ、そうでなければ「次、いきましょう!」という方針に決めたら、私の心が落ち着きました。

 

 

生き方を根本的に変えようと意図している方、人生の優先順位を変えようと意図している方は、私だけではないと感じています。

そんなあなたとは、幸せな「区切り」となる時間を、箱根でご一緒したいと思っています。

ご縁のある方とご一緒できますこと、楽しみにしています。

 

毎度毎度、長い文章におつきあいくださって、本当にありがとうございました。

縁あってご覧になったあなたの人生に、ますますの幸せが訪れますように。

 

2022年箱根合宿のお申し込みを開始しました。

 

 

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