なぜヒーラーと名乗るのか(1)

初めてお会いする方に「ヒーラーをしています」と言うと、多くの方は「?」という顔をされます。
 
まだ一般的な職業ではないし、ヒーラーとは実のところ何をする人なのか、人によってイメージが違うので、そういう反応のほうが普通かもしれません。

 
私がご提供するサービスには、多くの人がなんとなくイメージする「癒し・ヒーリング」も含まれますが、どちらかというと、コンサルティング・コーチング・クリエイティブワークの要素が強いように思います。

個人セッションの場合は特にそうかな。
起業家・事業家、クリエイティブな才能をお持ちの方が来てくださることが多いので、思いや情熱が具体的な形となって顕れていく過程に伴走している感じです。
 

ひとつ特徴があるとすれば、そうしたセッションにスピリチュアルリーディングやチャネリングを活用していることでしょうか。これらの手法と微字寝るコンサルを組み合わせている人は、現時点では珍しいかもしれませんね。
 

究極論を言ってしまえば、自分は自分でしかなく、何らかの職業・肩書で表現されるべきものではない、とも思っています。

それでも自分は、多少わかりにくいのも承知の上で、あえて「ヒーラー」と名乗り続ける、と決めています。その理由はふたつあります。

ここでは、ひとつ目の理由をお話してみます。

 
◇◇◇◇◇◇◇

なぜ、ヒーラーと名乗るのか。
それは、私の考える「ヒーラー」の仕事が、似たように見える他の職業と根本的に違うからです。

目標を明確にし、モチベーションを高めていくのが、コーチ。
悩みや痛みの解決・癒しに寄り添っていくのが、カウンセラーやセラピスト。
課題に対して、具体的な対策・手法を提示・提案するのが、コンサルタント。

だとすると、目標のあるなし、悩みのあるなし、課題のあるなしに関わらず、心を平安と信頼に満ちた状態に調律するのが、ヒーラーです。

もっと単純にいうと、ヒーラーの仕事は「心を正気に戻すこと」。

 
◇◇◇◇◇◇◇

私は、自分の外にあるもの--たとえば、目標や夢、悩みや痛み、具体的な出来事や人生など--を改善したり解決することで心を平安にするのではなく、直接心を見つめ、今すぐ心に正気を取り戻すことを意図しています。

実際のところ、問題や悩みを作っているのは、ご本人なんですよね。問題・悩みと言うほどではないけど、心がなんだかモヤっとするのも同じこと。自分で自分をモヤッとさせているんです。

そのことに気づけば、ハッと目が覚めます。
ええ、問題も悩みも一瞬で消滅です。解決じゃなくて消滅。

この辺りが、似ているように見える他の職業との違いです。
手法の違いではなく、意図の違い。

 
◇◇◇◇◇◇◇

ちなみに、「心が正気を失っている」とは、自分の思い込みや囚われ、ぐるぐる回る思考や感情の波に飲み込まれ、心に平安を感じられない状態を指します。

多くの場合、不快感や疲労感を感じるでしょうし、自分の気持ちを見失い、何をすればいいか、わからないと感じたり、怖れや不安を感じることもあるでしょう。自分自身や他の誰かに対する不信感や疑念に苦しむ場合もあるかもしれません。
 
 
一方で、ポジティブな思考・感情を繰り返し心に喚起することで、ことの本質から目をそらし、結果として周囲の状況が見えなくなる状態も「心が正気を失っている」といえるでしょう。
 
この場合は、一時的には気分よく過ごせるものの、周期的に気分の落ち込みを経験したり、達成感を味わった直後に燃え尽きたり、人間関係に軋轢が生まれ、困惑したりします。
 
 
「自分は幸せだけど、周りの人がみんな××で…(だから自分が何とかしないと…)」
なーんて考えているときは、たいていの場合、こっちです。
 
…周りのみんなが「××」じゃあないんです。
ご本人が周りのみんなを「××」だと思って見てるだけ。
その「××」は、ご本人が無意識のうちに怖れている状態でもあります。
  
「そんなの嫌だ! 見たくない! 体験したくない!」と思って、必死に自分をポジティブな方向へ矯正しようとするのだけれど、頑張れば頑張るだけ、周囲の人がそれを見せてくれる、というパラドックス(笑)
  
 
◇◇◇◇◇◇◇
 
ある特定の心の状態を避けるために、思考・感情をコントロールする習慣を続けていくと、いつの間にか感覚が鈍り、気がついたときには、あるがままに感じ、考えることができなっていることもあります。
 
ある意味、ネガティブな方向で正気を失っている状態より、ポジティブな方向で正気を失っている方が、厄介かもしれませんね。
 
まず、ご本人に「正気を失っている」という自覚がない。
そのうえ、自分のやっていることはよきことで、周囲を「自分と同じように変えなくては!」とすら思っているのですから。
 
こうしたパターンの多くは、トラブルや病気など、人生の一大事を通して、生き方を見つめ直すチャンスが訪れます。まれに、それすら超ポジで引き受け、さらにめんどくさいことになってる場合もありますが(笑)
 
 
…まあ、究極のところは、どっちでもいいんですがね。
 
正気を失っていようといまいと、人が最初から救われていることには変わりありません。ご本人が幸せであれば、無問題。

 
◇◇◇◇◇◇◇

寄り道が長くなってしまいました。
「正気の心」を語るには、「心が正気を失っている状態」を語る必要がありましたのでね。

「正気の心」については、語る必要がない。もはや言葉が要らない状態ですから。
裏を返せば、自分が「正気を失っている」と気づけば、目を覚ませます。
 

◇◇◇◇◇◇◇

私の仕事は、心のお手入れに興味がある方、本気で幸せに生きると決めた方と一緒に、「心が正気に戻る機会」をつくることです。
 
心を正気に戻すために、コーチングもしますし、コンサルもします。
 
必要があれば、過去の体験の癒しや、メンタルブロックの解除、インナーチャイルドのケアをすることもあるでしょうし、セルフイメージの改善をするかもしれません。
 
もちろん、エネルギーワークも含めた心身のヒーリングもしますし、ときには、文章を書いたりドキュメントを一緒に創るなどのクリエイティブワークもします。
 
 
究極のところを言えば、自分自身とこの世界に関する、唯一の、そして最大の勘違いから目を覚ます道のりを、ご一緒します。連続クラス・奇跡のコースを生きる で意図しているのは、ここです。
 
 
◇◇◇◇◇◇◇
 
何かを変えたり解決するためではなく、ただご自身の心と向き合う機会を創る。

どんな状況に置かれていようと、心がどんな状態であろうと、本質に立ち戻り、心を正気に戻す機会を創る。

そのうえで、あの手この手を使って、あなたが本当に喜びを感じられる人生を選択していくお手伝いをする。
 
それが、私の考えるヒーラーの仕事です。
 
 
◇◇◇◇◇◇◇
 
ヒーラーと名乗る、ふたつ目の理由をこちらに書きました。よかったら、引き続きおつきあいくださいませ。

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