やっちまった銀婚式

悪夢のような?あの日から1か月あまり。

しばらく写真を見るのも辛いくらいだったけど、ようやく立ち直ってきました。

…やれやれ。

何が楽しくて、銀婚式のお祝いの日にやらかしてしまったんだか…今となってはもう、笑いしかありません。別の意味で、一生思い出に残る一日になりました。

…何をやらかしたのかって?

私がやらかすといったら、いつものアレですわ。

◆◆◆◆◆◆◆

2017年は、なおちん生誕50年祭。
2018年は、結婚25周年で銀婚式。

2年連続で人生の節目を迎えるのだから、いつもより盛大に祝ってやる!!!

「ふだんから、割とやりたい放題じゃありません?」という夫のツッコミを華麗にスルーし、2015年あたりから鼻息荒く意気込んでいました。

決して意図したわけではなかったけど、一昨年あたりから、人生の転機らしい出来事が続き、気持ちも盛り上がっていましたしね。

だいぶ前のめりで準備を重ね、2017年は「なおちん生誕50年祭」を存分に楽しみました。近場・遠出を織り交ぜて、毎月旅行に出かけ、各地でおいしいものを食べまくり。

ところが。

1年間そんな生活を続けた結果、自分はかなり家が好きで、地元も好きなのだ、と気づきました。それ以来、旅行熱もグルメ熱もすっかり冷めてしまい、銀婚式イベントの企画自体をすっかり忘れていました。

気分が盛り上がらないなら、銀婚式のお祝いは見送ろうか。

そんな話もしたけれど、せっかくの節目なので、地元で食事をすることにしました。そこで選んだのが、鎌倉が誇る中華料理の老舗・華正樓です。

◆◆◆◆◆◆◆

華正樓鎌倉店は、鎌倉の大仏さまが安置されている高徳院の向かいにある、素敵な一軒家レストランです。お部屋によっては、高台から海を眺めることができます。

ホームページに記載されているコースメニューをガン見し、「せっかくだから」と一番高いコースを予約しました。自分の食べたいものがすべて入っているのが、このコースだけだったのです。

予約の際、銀婚式のお祝いであることを告げ、可能なら個室を用意していただくようお願いをしました。マジックアワーの景色が楽しめるよう、予約は17:00からにしました。

ここまでは、完璧な展開です。
 

◆◆◆◆◆◆◆

いよいよ、予約当日。

二人でお酒を飲みたいので、この日は電車で行くことにしました。午前中には事務所について、掃除と仕事を終え、鎌倉で早めのランチを食べて、夕方に備える段取りです。

手際のよい夫が手伝ってくれたおかげで、掃除も仕事もサクサク終わり、いよいよランチ。信号待ちをしながら、何を食べたいか考えていたら、夫がこんなことを言い出しました。

「…焼肉もいいかなあ」

夫は、小町通のすぐそばにある焼肉屋さんが大のお気に入り。鎌倉でランチをするときは、必ずといっていいほど、「焼肉もありだよ」と言います。

そのお店は私も大好きなので、満場一致?で向かいました。運良くテーブル席が一卓空いていて、待たずに入れました。

…ここまでは、順調だったんだよなあ…

サクサクと思い通りにコトが運ぶことに気をよくした私たちは、ランチ限定の和牛ロース定食とジョッキのハイボールを注文しました。

ライスのサイズを尋ねられたけど、つい「普通サイズで」と回答。

いつにもまして、ゴキゲンな焼肉ランチを堪能しました。

 

◆◆◆◆◆◆◆

「やべ、やりすぎた」と気づいたのは、すべてを食べ終わった後です。

それまで、気づかなかったのかい!(笑)

席を立ってお店を出ようとしたら、急に満腹感が襲ってきました。のどもとまで胃袋になったみたいだ。満腹感と眠気でフラフラしながら事務所に戻り、二人でそれぞれ事務所の椅子を並べて、昼寝をしました。

2時間ほど、眠ったでしょうか。苦しいほどの満腹感はなくなったものの、お腹がすく気配がまったくありません(笑)

なんとかお腹を減らそうと、途中の駅で江ノ電を降り、由比ガ浜大通りを散歩しながらお店に向かいました。必死の努力?が功を奏し、普通に食べるくらいなら大丈夫かな、と思えるくらいまで、身体が軽くなりました。

◆◆◆◆◆◆◆

お店に入り、予約の名前を告げると、店員さんが口々に「本日はおめでとうございます」と言ってくれました。

「本日はおめでとうございます」

改めて文字にすると、いい響きですね。
二人でこんなふうに声をかけてもらったのは、結婚式以来だったかもしれません。

優しくて感じの良い店員さんに案内されたのは、海が見える3階の個室でした。これはきっと特等席。

6人掛けの円卓には、鶴と亀の形に折られたナフキン。気持ちのこもったおもてなしにすっかり感動し、このお店にしてよかった、と心から思いました。

あまりの満腹感に、一時はどうなることかとおもったけど、なんとかなったな。ふつうの会席料理なら、食べきれるね。
そんな話をしながら、料理が来るのを待ちました。

いやはや。
私たちは、完全に華正樓をナメてました…

◆◆◆◆◆◆◆

ここからは、つい先日まで見るのもキツかった料理の写真とともにご覧ください。

まずは、特製前菜6種銘々盛。
千切りになっていないクラゲが、コリッコリの歯ごたえで美味でした。

次は、蟹肉入りフカヒレの姿煮込み。
二人でシェアするのかと思っていたら、これが一人前。コラーゲンたっぷりのスープは、もったりとして超高濃度。

ここで完全に心が折れてしまいました(笑)

お店の人に「あまりたくさん食べられない」と告げると、「どうかお気になさらず、すべてのお料理を少しずつ召し上がってください」とのこと。

温かい言葉が身にしみました。
ランチのやり過ぎを改めて深く反省…

気を取り直して、全品くまなく食べることを目標にペース配分を考えることにしました。

次にやってきたのが、食べてみたかった伊勢海老の二色炒め。チリソースオンリーが嫌だったのです。
ここにもさりげなく「お祝い」が。

お店の方が、慣れた手つきで取り分けてくれます。このくらいなら、余裕で食べきれるから大丈夫。

2種炒めにして正解!
塩味のクワイが、思いがけず美味でした。

次は、アワビのXO醤ソース煮込み。
ほろっと柔らかくいいお味。
ソースを残す作戦で、なんとか乗り切りました。

この調子なら、なんとか最後までイケそうだ。
淡い期待は、メインディッシュの登場で、もろくも崩れ去ります。

和牛肉と海鮮の炒め。

千切りのジャガイモを揚げて作った器に、魚介と牛肉、お野菜が、たーーーーっぷり入っています。ランチで食べた和牛ロース定食と同じボリュームの牛肉が入っていたよ(泣)

当然食べきれるはずもなく、途中降板。

ここでクライマックス、華正樓特製ペキンダックの登場です。
すでに心折れているので、撮影を放棄しています。 なんとか力を振り絞って、包んでくれた後の写真を撮ってみるものの、全くもって意味不明。

名物はさらに続き、朝鮮人参入り燕の巣のスープがやってきました。満身創痍の心身に染み入るようなおいしさでした。

あとはデザート、やれやれです。
完走に向け、明るい希望を抱いた心を、さらなる衝撃が襲いました。

特製テンシンの盛り合わせ。

ここにきて、まさかのチマキ登場。
…なにかの罰ゲームですか?、これ。
もっちりズッシリみっちり…で、とても手をつけられそうにありません…

右下のウルトラマン的なお菓子は、ひよこをかたどったお饅頭でした。透き通ったお餅のなかに、カスタード餡が入っています。中国では、お祝いの席で出される縁起の良いお菓子なんだとか。

この気持ちも嬉しかったなあ。
食べられない自分が、申し訳ない。

そして最後は、予約前にどうしてもこだわったデザート、ジャスミンババロアの登場です。

直径10センチ・深さ8センチはあろうかという、壺状の器で登場です。コースのデザートというより、単品のスイーツのようなサイズ感。

このボリュームで来られたら、フツーのお腹でもギブアップだよ。どうにか一口食べたところで、力尽きました。

さすが華正樓。
最後まで、スケールが違いました。

◆◆◆◆◆◆◆

やっとのことで、最後のデザートが終わると、辺りはすでに真っ暗。
せっかく海の見えるお席に座らせてもらったのに、満腹騒動で、マジックアワーを楽しむ余裕はありませんでした。

…完全に、やっちまいました(笑)

この日二度目の満腹でフラフラしながら、夫婦で大笑い。駅まで歩いて電車に乗るのもキツイ状態だったので、タクシーを呼んでもらって、家まで帰りました。

翌日、夫婦で大反省会を開催し、次回以降の対策を話し合いました。ええ、全然懲りてないところが自分でも笑えます。
半年後、クリスマスの時期を狙ってリベンジだ!!!←なんの?(笑)

いろんな意味で、印象深い銀婚式になりました。

関連記事

  1. デトックス日記2:これがホントのリセット休暇だったんだ!

  2. 身体のデトックスはじめました。

  3. 移動10時間・滞在20分、それでも楽しいぶどう買い。

  4. 古い10年の終わりと新しい10年のはじまり。

  5. 近況報告とお知らせ:2018年7月

  6. 2019年のはじまりによせて

  7. 事務所のお引越し(2)

  8. 2018年の誕生日

2019年12月
« 11月    
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031  

月別投稿